2011-05-03

「ボランティアグループ かざはな」の紹介

このブログを開始するにあたって、やりたかったことのひとつです。この国際医療福祉リハビリテーションセンターボランティアセンターを拠点にして活動する皆さんを紹介していきたいと思います。
その第1号で登場してもらうのは、もちろん「ボランティアグループかざはな」です。
かざはなのみんな、お待たせしました。

 このボランティアセンター設立と同時に生まれていたのが「かざはな」です。ボランティアセンターを立ち上げられた方は、当時福祉大学医療福祉学科長であられた鈴木五郎先生です。先生の直の声かけで、すでに120人を超えるボランティア活動者が集まっていました。その状態で、コーディネーターがいないのでやらないかということで引き受け、私が初めて行った仕事はみんなからあがっていた活動予定表の作成でした。
そのようなわけで、「かざはな」の歩みは、私のボランティアコーディネーターとしての歩みでもあります。平成12年8月1日が活動開始日です。
 
 かざはなの活動の特徴は、授業の空き時間にできるボランティア活動です。ひとつのプログラムは、1時間~1時間30分を目安に作られています。施設(現在八つある)が大学の敷地内にあるという利点を生かしての活動時間になっています。八つある施設全部に総合的に関わってくれているのが「かざはな」です。毎年活動登録者は150人~200人。施設の特徴にあわせたプログラムが現在14。総リーダーをはじめとして、各プログラムごとのリーダーがいて、当ボランティアセンターを拠点として自主運営がされています。10年前、最初の定例会で私がみんなに発した言葉は「施設における活動ではあるけれど、活動を自分たちのものにしなさい」でした。「えっ、私たちのやりたいことをやっていいということですか?」と反応してくれたことを私は忘れることはありません。以来、どうすれば学生が主体的に関われるボランティア活動が展開できるであろうかという課題と、常に向き合う日々です。

 新学期が始まり、新リーダーたちが熱心に活動に向けて動いています。その姿をみていると私も初心にかえる思いがします。そして、いままで活動をしてくれたたくさんの顔を思います。みんながみせてくれたボランティアコーディネーション力に、私自身がどんどん引き出されていくことがいっぱいありました。これからも一緒に、一喜一憂しながら取り組んでいきましょう。よろしくね!

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