2011-02-05

「寝ても覚めても市民活動論」のススメ

大阪ボランティア協会発行、早瀬昇著の「寝ても覚めても市民活動論」をまだ読まれていない方、ぜひぜひとオススメしたい本です。
先の私のブログで「当事者となる」という言葉はこの本から引用させていただいています。この本は大阪ボランティア協会の情報誌ウォロの連載コラム「V時評」として書き綴られたものです。その視点35「巻き込まれる」ことの意味?のページにて語られています。

(引用~寝ても覚めても市民活動論)

 ・当初は「当事者ではない」人たちが、社会の課題と接することで、その課題を他人ごとではない自分の問題だと受け止め、直接的にその課題解決に関わろうとする「当事者となる」わけだ。
 ・相談者の課題に共感する市民をつないでいくには、まずコーディネーター自身が、その相談者に共感していなければならない。共感が鍵となる世界では、コーディネーター自身が共感し、自ら巻き込まれていくことで初めて「当事者となる」人たちの輪を広げていくことができる。

 とにかく、ボランティア活動やNPOの運営、市民活動を進める上でのヒントが随所にちりばめられており、しかも実にわかりやすい言葉で理論化されています。
落ち込んだり、気力体力もなえそうな時、この本を手に取り、パラパラと適当にめくったページから読み始めても、いつのまにか元気に復活してくる自分がいます。

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