先にご案内した「とちぎ学生未来創造会議」が開催されました。
私が関わったのは「ボランティア仲間と創るチームビルディング」という分科会です。
(参加者振り返りメッセージ 一部紹介)
・意見、思いを存分に発言する(ダイアログ)ことの気持ち良さを感じた。
・多面的に物事を考えることが出来たと同時に、自分の課題も見つかった。
・みんなで一つのものをつくることに充実感を感じた。
・実際に悩むポイントにぶちあたったが、それを乗り越えるプロセスが大きな経験値
となった。
・みんながいてチームが成り立つ。
・昨日初めて出会ったメンバーが、ミスをカバーし合える理想のチームになった。
以前からあたためていたというか、ぜひともやりたかった内容の分科会でした。
企画プロジェクト(学生主体)を3ヶ月前に立ち上げ、チームビルディングしながら企画運営をすすめました。そして、当日の参加者を交えての、あらたなチームビルディングをめざす・・・というプログラムでした。つまり、企画プロジェクトの始まりが、すでにチームビルディングのスタートラインであり、そのプロセスそのものがチームビルディングであることを体感しながら、みんなは当日に向けての動き、内容を組み立てていきました。ファシリテーションの技法のあれこれを駆使しながら、ミーティングを重ねました。
そして当日、あらたな参加者とのチームビルディングへの挑戦。
さてさて、どのように展開されるでしょうか。
当日の参加者の感性の良さに救われながら、分科会はだんだんと熱気を帯びて、しかも
楽しく進んでいきました。
ところが二日目、どうしたことか、だんだんとファシリテーターの声が発しられなくなり、思考停止のような状況になっています。さあどうします?
さすがに私は、「入らせてね」と分け入りました。
「みんなも気づいているだろうけど、ファシリテーターである彼は立ち往生している。メンバーであるみんなは、この場をどうするの?」「ファシリテーターの責任・・・としてこのまま知らんフリするの?」「今、目の当たり起きていることは、実際の活動現場で経験することだよね。」
「こういう場面を私はたくさんみてきたし、悩んだり、落ち込んだりする人をいっぱいみてきた。このチームビルディングの分科会をやる意味は、まさしく、今この場面、この瞬間にあると思うけど」
その後の参加者の皆さんの動きがすばらしかった!
土壇場になって、みんなの本領が一気に発揮されていくのを感じていましたよ。
私はこの感覚を最高に美味しいと感じるのです。この味を知ったらやめられない!
分科会参加の皆さん、また一緒に、どこかで、何かできるといいですね。
0 件のコメント:
コメントを投稿