2012-03-11

いきいきらいふ座談会が開催されました

3月10日、「いきいきらいふ座談会」が開かれました。
主催はいきいきライフフェスタ実行委員会。例年は、那須発福祉機器展を開催しておりました。しかし、昨年の震災後、福祉機器展の開催が難しい状況も生まれ、実行委員会では試行錯誤のミーティングを重ね、障がい者の方々の生活や想いの実際を知ることからはじめてみよう・・・ということで今回の開催に至っています。
 車椅子を使用しながらの地域での生活を語っていただく3名の方を囲んでの座談会でした。参加者を合わせて30名ほどの集いでした。ささやかではありますが、小さな単位でもいいから、お互いの理解を深め、繋がっていくことの心強さや、夢を共有する場が本当に必要であることを実感しました。

 
「あなたの夢を聞かせていただけますか?・あなたの夢を実現していくために不足している福祉制度・社会環境はなんでしょう?」ということで座談会はすすめられました。

 
 たくさん語られる中、車椅子で全国縦断している方の話が特に心に残りました。旅の楽しみは、その地のものを食べることでもあり、ある食堂に入ろうとしたら、段差があり入るのが困難なことが判明。そのとき、店主の方が、「チョット待ってて」といいながら、お店の前の、海が見える絶景の場所に、テーブルを設置し、食事を用意してくれたそうなのです。大写しにされたその風景、実に美味しそうな食事。ほんとに美味しかったと思います。
ワオー!でしょう?

 私たちが今後目指すべきは、この店主の方のような姿ではないでしょうか?
人とどうかかわるか・・・これはまさしく自分自身の生き様でもあります。

 生きるって大変。嬉しいことも、辛いことも山ほどあるけれど、それでも、お互いが「いいね!」といえる、その人のすてきな生き方を知る関係性が築けていけるといいなあと感じています。

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